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J-GLOBAL ID:201202270327794315   整理番号:12A0604231

健康なヒトにおけるグルテン代謝研究は糞便グルテナシック活性の存在を示す

A gluten metabolism study in healthy individuals shows the presence of faecal glutenasic activity
著者 (15件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 293-299  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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健康なヒトのグルテン代謝と腸内微生物活性への影響を検討した。4種類の食事を摂取した健康な被験者11人の糞便を分析した:通常グルテン食,厳密な無グルテン食(GFD),GFDに1日9gのグルテンを添加,GFDに1日30gのグルテンを添加。糞便試料中のグルテン含量,糞便トリプシン活性(FTA),短鎖脂肪酸(SCFAs),糞便グルテナシック活性(FGA)を分析した。その結果,糞便グルテン含量,FTA,SCFAs及びFGAは食事中のグルテン摂取量により有意に変化した。食事中のグルテン濃度が高い(30g/日)とSCFAs濃度はGFD期間(33.8mmoles/kg 糞便)のそれとは有意に異なっていた。しかしGFD(34units)と通常グルテン含有食(60units),またGFDとGFD+30gグルテン/日(67units)との差は有意であった。食事中にグルテンが含まれるとグルテンは糞便中にも検出されることから,摂取したグルテンの一部は大腸で除去され,腸内微生物プロテアーゼの基質となることが分かった。さらに,食事のグルテン摂取量と共に増加する糞便グルテナシック活性の存在も示し,これはDSGで993units,DSG+9gで2,063 units,DSG+30gで6,090unitsの酵素活性を示していた。腸内微生物活性は食事中のグルテン摂取量により変化した。食事へのグルテン取込は糞便中のグルテン蛋白質分解活性度を増加させる。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養  ,  腸 

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