抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年東北地方太平洋沖地震によって生じた宮城県多賀城市周辺の16地点の地盤変状についての調査結果を報告した。津波による被害は対象外とした。地盤変化の原因として液状化・盛土と橋梁接合部等での段差形成・それ以外の変状に分類し,各々の地点でボーリング調査を行い,柱状図を作成して解析した。被害調査の結果,マンホールの浮き上がりとその周辺地盤の沈下・管路による道路の陥没・水路ボックス直上の道路段差・橋梁と盛土接合部の段差の5種類の被害を確認した。地盤のボーリング結果を基に,各々について埋め戻し土の影響と地震動による揺すり込み沈下や圧密沈下の可能性に付いて議論した。