抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ワーク内径の拡張を通じて冷間押出しによる平歯車の形削りを実験的に調べた。型の構成はマンドレルが段差を持っており,試料の内径を拡張できるようになっている。成形対象とした歯車は,モジュールm=1.25~2.0mm,歯数Z=13~18までの4種類の歯車である。内径拡張をするマンドレルと,試料の外径絞りを伴わないダイスを用い,素材を半径方向外向きにも流動させる押し出しにより平歯車,はすば歯車を成形することができた。実験条件の範囲で次の結論を得た。1)成形状態は同一の軸穴を持つ成形品では,試料を絞らない場合に比較し大きく改善した,2)試料の内径を拡張するが,結果として拡張しない場合よりも穴径が小さい素材が,歯先まで流動し充てんした成形品を得ることができた。