文献
J-GLOBAL ID:201202271105954884   整理番号:12A1016167

電子ビーム物理蒸着により成長させたGd2O3/Si(111)のミクロ構造,相転移,及び界面化学

Microstructure, phase transition, and interfacial chemistry of Gd2O3/Si(111) grown by electron-beam physical vapor deposition
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 041512-041512-10  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0789B  ISSN: 0734-2101  CODEN: JVTAD6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
電子ビーム物理蒸着によりSi(111)基板上に成長させた酸化ガドリニウム(Gd2O3)膜のミクロ構造,相転移,及び界面化学に成長温度,膜厚,そして酸素フラックスが及ぼす効果を,透過型電子顕微鏡法(TEM),電子回折,走査TEM,X線エネルギー分散分光測定法,及び電子エネルギー損失分光測定法の組合せを使って調べた。著者らは,低い成長温度(250°C)と高い酸素フラックス(200sccm)では,Gd2O3膜の小さい結晶粒サイズと高い間隙率が生じることを見いだした。酸素フラックスを50sccmまで低下すると,多分表面上のGd原子の拡散長が増大するため,膜の間隙率が低下した。成長温度を650°Cへ高くすると,大きい柱状結晶粒と結晶粒界に長く伸びた細孔がある膜が生じた。250°Cで成長した膜は立方晶Gd2O3から成るが,膜が厚くなると,熱力学的に安定性が低い単斜晶相が形成された。酸素フラックスを低下すると,見かけ上単斜晶相の形成がさらに促進された。さらに,650°Cの成長した膜では単斜晶相が支配的であった。このような相転移は様々な温度,厚み,及び酸素フラックスにおける膜の応力発展と関係しているらしい。成長温度が上昇し,膜が厚くなり,そして酸素フラックスが高くなると,増大したGd2O3/Si界面反応が観測された。さらに,酸素はGd2O3/Si界面反応とGd-Si-O界面層の形成で重要な役割を果たすことが分った。これはSiOxとGd2O3の相互混合に続く過剰酸素とSiとの反応によって進行する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物薄膜 

前のページに戻る