抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境研が大気海洋CO
2観測を実施してきた貨物船Trans Future5号で,2010年3月から2011年8月までの1年半,大阪港~名古屋港~川崎港の間の観測を実施した。航路となる紀伊半島沖や愛知・静岡沖のpCO
2は,夏の水温上昇で最大となり,春の生物活動によるCO
2吸収で最小となっていた。紀伊・伊良湖・浦賀の各水道のpCO
2値を比較したところ,紀伊水道付近は2月に低くなり,外海との差が大きくなった。伊良湖水道付近では6-7月に非常に低くなり(約200μatm),その外海との差が大きくなった(約100μatm)。さらに,浦賀水道付近では3月と7-8月にpCO
2が低くなり(約250μatm),その外海との差が大きくなっていた(約50-100μatm)。(著者抄録)