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J-GLOBAL ID：201202271502416589   整理番号：12A0566112

ケナフ繊維混合アスファルト舗装の実用化に向けて

Towards Utilization of Asphalt Pavement With Kenaf Fiber

著者 (3件)： 木村清和 (群馬工高専) ,  清水忠昭 (福田道路 技研) ,  酒井美幸 (群馬工高専)
資料名： 群馬高専レビュー  (Gunma-Kohsen Review)
号： 30  ページ： 69-75  発行年： 2012年03月16日 
JST資料番号： S0186B  ISSN： 0288-6936  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ケナフは,アオイ科フヨウ属の1年生植物で,原産地は西アフリカである。4~6ケ月で3~4mの高さに成長し,1haの面積から,木材に比べて3~5倍となる8~25tfの重量が得られる。ケナフは,自動車の内装材,建築資材,製紙業界等の工業的用途の繊維源,またはCO₂吸着の基材として,関心を集めている。従来,道路舗装における環境負荷低減対策としては,再生骨材のリサイクル,常温や中温のアスファルト混合物を使用し,施工段階でCO₂排出量を削減する方法があるが,環境負荷低減のみを目的とし,舗装の機能性を向上させるものではない。本研究では,アスファルト混合物にケナフ繊維を混合させて,耐流動性と耐摩耗性という機能性の向上と,環境負荷低減を同時に期待した,アスファルト舗装の実用化を目指した。

シソーラス用語： *アスファルト舗装 ,  *靱皮繊維 ,  *アスファルト混合物 ,  重量 ,  アスファルト ,  最適化 ,  減少 ,  負荷 ,  *実用化 ,  マーシャル試験 ,  吸収 ,  耐性 ,  耐摩耗性 ,  環境影響 ,  二酸化炭素固定化 ,  効果 ,  抑制 ,  わだち掘れ ,  *ケナフ繊維 ,  ストレートアスファルト ,  環境負荷 ,  環境負荷低減 ,  耐流動性 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  改変 ,  機械的性質
準シソーラス用語： アスファルト吸収量 ,  わだち抑制効果 ,  最適アスファルト量

分類 (2件)： アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R) ,  繊維料作物  (FC03077U)

引用文献 (15件)：

• 1)Danny, E. A., W. Herbert, M. III, Luanne, L. R., Roy B. D., Paul L. R. :Chemical and structural properties of kenaf cell types, KENAF PROPERTIES, PROCESSING AND PRODUCTS, pp.105-120, 1999.
• 2)Ocidiu, R., Simona, R., John, R. C., Bille, J. C. :Value-Added Geotexstile Products made from kenaf, KENAF PROPERTIES, PROCESSING AND PRODUCTS, pp.245-256, 1999.
• 3)James, H. M., Andrzej, M. K., John, A. Y., Poo, C., Zhaozhen, B. :Performance of handboards made from kenaf, KENAF PROPERTIES, PROCESSING AND PRODUCTS, pp.367-379, 1999.
• 4)寺田剛,坂本浩行,片脇清:エネルギー消費およびCO2排出量から算出した省資源・省エネ舗装,舗装Vol.30 No.2,pp.4-9,1995.
• 5)非木材紙普及協会編集委員会:新ケナフの話,非木材紙普及協会,2002.

タイトルに関連する用語 (3件)： ケナフ繊維 ,  アスファルト舗装 ,  実用化