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J-GLOBAL ID:201202271963965100   整理番号:12A1064385

著者性とパースペクト・シフト-時制辞と引用符が教えること-

Authorship and Perspective Shift in Japanese
著者 (1件):
資料名:
巻: 112  号: 103(TL2012 1-9)  ページ: 25-30  発行年: 2012年06月16日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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あることを述べる時,我々の言葉はその背景となる文脈やパースペクトを介して理解される。ところが,文脈やパースペクトは常に一定であるとは限らない。文の途中でシフトする場合もある。このような現象に日本語の授受動詞や混合話法が関係していることはよく知られている。しかし,他にも,(近年,現代日本語で多用されているという)引用符や(相対的テンス説では説明できない)埋め込み節の時制形式の使用も文脈やパースペクトのシフトに関係する場合がある。本稿では,このような現象について,〈報告の報告〉という観点から捉えなおし,一見不可解に見える引用符や時制辞のふるまいは,当該の文や句の発話者-著者パラミターを挿入するためのものであり,パークト・シフターと見なすことにより説明できることを提案する。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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数理言語学  ,  その他の情報処理 
引用文献 (16件):
  • ANAND, P. Shifty operators in changing context. SALT, 2004. 2004, 14, 20-37
  • 岩崎卓. ノデ節、カラ節のテンスについて. 国語学. 1994, 179, 1-12
  • KAPLAN, D. Demonstratives : An essay on the semantics, logic, metaphysics, and epistemology of demonstratives and other indexicals. Themes from Kaplan. 1989, 481-563
  • 木村大治. 括弧の意味論. 2011
  • KUSUMOTO, K. Tense in Embedded Context. Ph. D. thesis, University of Massachusetts. 1999
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