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J-GLOBAL ID:201202272053873534   整理番号:12A0438945

電子供与体として低分子化合物を含むジケトピロロピロールを,並びに電子受容体として変性PCBM誘導体を主体とする効率的なバルクヘテロ接合光起電力デバイス

Efficient bulk heterojunction photovoltaic devices based on diketopyrrolopyrrole containing small molecule as donor and modified PCBM derivatives as electron acceptors
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 652-666  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W1352A  ISSN: 1566-1199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バルクヘテロ接合有機太陽電池において,電子受容体であるPCBM,及び変性PCBMすなわちFとAと共に,電子供与性化合物として適用するために,電子供与性ジケトピロロピロール(DPP)コア及びシアノビニレン-4-ニトロフェニル(CN)電子受容体とを含む低分子(DPP-CN)を新規な溶液プロセス法により合成した。それは,光学バンドギャップ約1.64eVをもつ長波長領域にブロードな吸収を示した。著者らは,バルクヘテロ接合光起電力デバイスを作製するために電子受容体として,PCBM,FとAを用いた。THF溶媒からDPP-CN:PCBM,DPP-CN:F,及びDPP-CN:Aの各ブレンドをキャストしたフィルムによるBHJデバイスの電力変換効率(PCE)は,それぞれ1.83%,2.79%,及び2.83%である。電子受容体としてのFとAによるPCEの増加は,主に,短絡電流(Jsc)及び開放端電圧(Voc)双方の増大による。混合溶媒(DSO/THF)からDPP-CN:PCBM,DPP-CN:F,及びDPP-CN:Aの各ブレンドをキャストしたフィルムによる光起電力デバイスのPCE値は,それぞれ2.40%,3.32%,及び3.34%までにさらに向上した。この向上は主にJscの増大による。それは混合溶媒からのキャストフィルムの結晶性が高まることのみでなく,組織形態の変化に起因する。最終的に,ITO/PEDOT:PSS/DPP-CN:A(DIO/THFキャスト)/TiO2/AlデバイスはPCE3.9%を示す。デバイス性能の向上は,導入したTiO2バッファ層による電子輸送及び正孔注入阻止性能による可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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太陽電池 
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