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J-GLOBAL ID:201202272229415961   整理番号:12A1104927

二光子発光分析によって調べたAu(111)上でのアルカンチオラート自己集合単一層の電子状態

Electronic States of Alkanethiolate Self-Assembled Monolayers on Au(111) Studied by Two-Photon Photoemission Spectroscopy
著者 (6件):
資料名:
巻: 116  号: 25  ページ: 13623-13628  発行年: 2012年06月28日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二光子発光分析(2PPE)により,Au(111)基板上のC12-,C18-およびC22-アルカンチオラート自己集合単一層(SAMs)の電子構造を調べ,三つの吸収誘起電子状態(A,Fermi準位(EF)+1,23eV;B,EF-2,83eV;C,EF+3.68eV;90K)を観察した。状態CはAu-S結合で局在化するという特徴を示し,温度上昇とともにFermi準位へのエネルギー遷移を観察した。C状態遷移は温度に伴うアルキル鎖の傾斜角の変化に起因したが,アルキル鎖長の短縮はこれを強調した。C18-SAMでは,SAMの相転移が誘起したC状態遷移の速度は240K付近で変化した(200K超での全transのgauche転移,280K超での鎖傾斜方向の固定解除)。本研究は,発光分析が基板上に生成した有機分子層の電子状態と表面性状を解明する強力なキャラクタリゼーションツールとなることを実証した。
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分類 (3件):
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分光分析  ,  分子の電子構造  ,  有機化合物の薄膜 
タイトルに関連する用語 (5件):
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