文献

J-GLOBAL ID：201202272292563644   整理番号：12A1577100

原子核のスピン-アイソスピン応答の実験的研究

New Experimental Studies of Nuclear Spin-Isospin Responses

著者 (9件)： UESAKA Tomohiro (RIKEN Nishina Center, Wako, JPN) ,  MATSUBARA Hiroaki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MIKI Kenjiro (Osaka Univ., Ibaraki, JPN) ,  NOJI Shumpei (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SAKAI Hideyuki (RIKEN Nishina Center, Wako, JPN) ,  SASAMOTO Yoshiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SHIMOURA Susumu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TAKAKI Motonobu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YAKO Kentaro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Progress of Theoretical Physics. Supplement  (Progress of Theoretical Physics. Supplement)
号： 196  ページ： 150-157  発行年： 2012年10月22日 
JST資料番号： Z0965A  ISSN： 0375-9687  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子核のスピン-アイソスピン応答の研究の可能な方向性について議論する。それらの方向性には以下のものが含まれる:1)RIビームを使った逆運動学実験における軽イオン誘起荷電交換反応研究,2)重イオン安定ビーム誘起荷電交換反応を使った研究,3)RIビーム誘起荷電交換反応を使った研究。これらの中で,RIビーム誘起荷電交換反応は,安定ビーム誘起反応に欠けているユニークな性質を持ち,原子核におけるスピン-アイソスピン応答の新しい局面を明らかにするために使うことができる。このユニークな性質を使って,RIビーム施設においてSHARAQスペクトロメータを用いたいくつかの実験が行われており,また計画されている。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アイソスピン ,  核反応 ,  核スピン ,  *荷電交換反応 ,  重イオンビーム ,  イオンビーム ,  *重イオン反応 ,  陽子ビーム ,  運動学 ,  粒子ビーム ,  炭素ビーム ,  炭素同位体 ,  発熱反応 ,  逆運動学 ,  不安定核ビーム ,  三重陽子ビーム ,  ビーム
準シソーラス用語： *RIビーム ,  *スピン-アイソスピン応答 ,  トリトンビーム ,  炭素10

分類 (1件)： その他の粒子による反応・散乱  (BG04080F)

引用文献 (22件)：

• HARAKEH, M. N. Giant Resonances : Fundamental High-Frequency Modes of Nuclear Excitation. 2001
• OSTERFELD, F. Rev. Mod. Phys. 1992, 64, 491
• TADDEUCCI, T. Nucl. Phys. A. 1987, 469, 125
• ICHIMURA, M. Prog. Part. Nucl. Phys. 2006, 56, 446
• UESAKA, T. Nucl. Instrum. Methods Phys. Res. B. 2008, 266, 4218

タイトルに関連する用語 (5件)： 原子核 ,  スピン ,  アイソスピン ,  応答 ,  実験的研究