文献

J-GLOBAL ID：201202272557839000   整理番号：12A0426520

支部発 話題欄 4 カーボンナノチューブの固相抽出分離媒体への応用展開

著者 (1件)： 勝又英之 (三重大 大学院工学研究科)
資料名： 化学と工業  (Chemistry & Chemical Industry)
巻： 65  号： 3  ページ： 223-224  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： F0107A  ISSN： 0022-7684  CODEN： KAKTAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境中に排出された化学物質は,通常極微量で存在するため,その検出には抽出や予備濃縮からなる前処理が必要不可欠である。特異的な性質を有する新規なナノ物質の発見は,様々な科学分野へ大きな影響を与え,分析化学の分野もまた例外ではない。特にカーボンナノチューブを応用した分析法の開発が試みられており,本稿では固相抽出及びマイクロ固相抽出における固相分離媒体としてのカーボンナノチューブの展開について紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *固相抽出 ,  *分離 ,  予備濃縮 ,  分析化学 ,  クロマトグラフィー ,  電気泳動 ,  相互作用 ,  水素結合 ,  静電相互作用 ,  分子間相互作用 ,  van der Waals力 ,  疎水性相互作用 ,  炭素材 ,  トリアジン系除草剤 ,  *表面改質 ,  グラフェン ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  π-π相互作用【分子】 ,  *表面修飾

分類 (3件)： 抽出  (CC01040H) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

引用文献 (7件)：

• LONG, R. Q. J. Am. Chem. Soc. 2001, 123, 2058
• ZHOU, Q. Anal. Sci. 2007, 23, 189
• LI, Q. J. Environ. Monit. 2009, 11, 439
• NIU, H. Microchim. Acta. 2008, 164, 431
• KATSUMATA, H. Microchem. J. 2010, 96, 348

タイトルに関連する用語 (6件)： 話題 ,  カーボンナノチューブ ,  固相抽出 ,  媒体 ,  応用 ,  展開