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J-GLOBAL ID：201202273053514913   整理番号：12A1690786

HT-29細胞への腸炎菌の付着とインターナリゼーションに及ぼす乳脂肪球の影響

The effect of milk fat globules on adherence and internalization of Salmonella Enteritidis to HT-29 cells

著者 (6件)： GURI A. (Dep. of Food Sci., Univ. of Guelph, Guelph, Ontario, Canada N1G2W1) ,  GURI A. (Canadian Res. Inst. for Food Safety, Univ. of Guelph, Ontario, Canada N1G2W1) ,  GRIFFITHS M. (Dep. of Food Sci., Univ. of Guelph, Guelph, Ontario, Canada N1G2W1) ,  GRIFFITHS M. (Canadian Res. Inst. for Food Safety, Univ. of Guelph, Ontario, Canada N1G2W1) ,  KHURSIGARA C.m. (Dep. of Molecular and Cellular Biology, Univ. of Guelph, Guelph, Ontario, Canada N1G2W1) ,  CORREDIG M. (Dep. of Food Sci., Univ. of Guelph, Guelph, Ontario, Canada N1G2W1)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 95  号： 12  ページ： 6937-6945  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳脂肪球は牛乳や山羊乳から抽出されて,腸炎菌の付着およびインターナリゼーションを評価するため,HT-29ヒト腺癌細胞と共に培養された。細菌の付着因子の発現は非常に抗生物質の存在によって影響されるので,付着因子は細胞増殖培地で抗生物質使用の有る無しで検討された。脂肪球の抑制効果は抗生物質の存在下で観察されなかったが,乳脂肪球は抗生物質を含まない培地中のサルモネラの結合とインターナリゼーションを有意に阻害した。牛乳や山羊乳両方からの脂肪球は,対照と比較し著しく細菌の結合と侵入を減少させて,山羊乳由来の脂肪球で処理した細胞は,牛乳由来のそれらよりも大きい保護特性が実証された。ウシ脂肪球に及ぼす熱処理の影響についても調査したところ,加熱された牛乳からの脂肪球は加熱されていない牛乳からのものより阻害度が高いことが示された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *乳脂肪 ,  *脂肪球 ,  牛乳 ,  山羊乳 ,  *腸炎菌 ,  *細胞接着 ,  細菌タンパク質 ,  *インターナリゼーション ,  *阻害 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  細胞培養 ,  添加剤 ,  添加物効果 ,  熱処理 ,  バイオアッセイ ,  電子顕微鏡観察 ,  ゲンタマイシン ,  種差 ,  熱影響 ,  濃度依存性
準シソーラス用語： HT29細胞 ,  コロニー形成単位検定 ,  *細菌付着 ,  走査型透過電子顕微鏡観察 ,  付着因子

分類 (2件)： 原乳の品質と処理  (FJ12022D) ,  微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細胞 ,  腸炎菌 ,  インターナリゼーション ,  乳 ,  脂肪球