文献

J-GLOBAL ID：201202273168947260   整理番号：12A0625638

カフェー酸はアディポカインのレジスチンにより刺激した培養内皮細胞上への単球接着を妨害する

Caffeic Acid Disturbs Monocyte Adhesion onto Cultured Endothelial Cells Stimulated by Adipokine Resistin

著者 (6件)： LEE Eun-Sook (Hallym Univ., Kangwon-do, KOR) ,  PARK Sin-Hye (Hallym Univ., Kangwon-do, KOR) ,  KIM Min Soo (Hallym Univ., Kangwon-do, KOR) ,  HAN Seon-Young (Hallym Univ., Kangwon-do, KOR) ,  KIM Hyun-Sung (Hallym Univ., Kangwon-do, KOR) ,  KANG Young-Hee (Hallym Univ., Kangwon-do, KOR)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 10  ページ： 2730-2739  発行年： 2012年03月14日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1~20μMカフェー酸で処理し,50ng/mLのレジスチンで活性化したヒトへその緒血管内皮細胞(HUVEC)及びヒト単球THP-1細胞株について接着分子及び単球インテグリンの誘導,並びにIL-8分泌及びTLR4発現を調べた。レジスチンはVCAM-1,ICAM-1及びE-セレクチンの内皮発現並びにβ1,β2及びα4インテグリンの単球発現を増加したが,カフェー酸により減少し,内皮へのTHP-1細胞接着も低下した。カフェー酸はレジスチン刺激IL-8生成を低下し,TLR4誘導を減少した。更にカフェー酸はレジスチン活性化NF-κBのシグナリングを妨害した。カフェー酸は内皮細胞接着分子及び単球インテグリン類の誘導を含む初期のレジスチン刺激アテローム性動脈硬化過程を妨害することが分かった。

シソーラス用語： アテローム性動脈硬化症 ,  *内皮細胞 ,  単球 ,  *ペプチドホルモン ,  サイトカイン ,  *細胞接着 ,  阻害 ,  ELISA ,  ウェスタンブロット法 ,  ヒト ,  Toll様受容体 ,  インターロイキン8 ,  インテグリン ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール ,  不飽和カルボン酸 ,  *アディポカイン
準シソーラス用語： TLR4 ,  アテローム硬化 ,  *レジスチン ,  阻害作用

分類 (1件)： 芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V)

物質索引 (1件)： カフェー酸

タイトルに関連する用語 (8件)： カフェー酸 ,  アディポカイン ,  レジスチン ,  刺激 ,  培養 ,  内皮細胞 ,  単球接着 ,  妨害