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J-GLOBAL ID:201202273371896892   整理番号:12A0956884

マウス胚性幹細胞において,周期的な機械的ひずみが,PI3K/Aktシグナル伝達を通してNanog発現を維持する

Cyclic mechanical strain maintains Nanog expression through PI3K/Akt signaling in mouse embryonic stem cells
著者 (5件):
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巻: 318  号: 14  ページ: 1726-1732  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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機械的ひずみが胚性幹(ES)細胞の分化多能性や自己複製能力にどのような影響を与えるかを研究した。分化多能性や自己複製能の調節に重要な役割をもつ遺伝子Nanogの発現を指標として,弾性のある膜上に置いたマウスES細胞株CCEにおける機械的ひずみの影響を調べた。白血病阻害因子(LIF)の除去に応答してES細胞の分化が誘導されるとき,Nanogの発現は通常低下した。しかし,0.17Hzの周期で10%の機械的ひずみを2日間与えた場合,このNanog発現の低下は抑えられた。このとき,PI3/Aktシグナル伝達経路が活性化されることが分かった。アクチン重合を阻害すると,機械的ひずみによるAktのリン酸化が阻害されることも見出した。その他の結果も合わせて,機械的力がPI3/Akt経路を通してアクチン細胞骨格の重合を変化させ,ES細胞におけるNanog発現を調節することを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  発生と分化 

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