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J-GLOBAL ID:201202273549518170   整理番号:12A0813959

自然免疫受容体TLR4/MD-2による種特異的内毒素感知の構造基盤

Structural basis of species-specific endotoxin sensing by innate immune receptor TLR4/MD-2
著者 (6件):
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巻: 109  号: 19  ページ: 7421-7426  発行年: 2012年05月08日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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内毒素とも呼ばれるリポ多糖(LPS)はToll様受容体4(TLR4)と共受容体MD-2を通して自然免疫応答を活性化する。MD-2はLPSの活性中心であるリピドAに直接結合する特有の疎水性空洞を有する。合成リピドA前駆体である,テトラアシル化リピドIVaはマウスTLR4/MD-2に対しては弱いアゴニストであるが,ヒトTLR4/MD-2に対してはアンタゴニストである。本研究でLPSやリピドIVaが種特異的にアゴニスト/アンタゴニスト活性を示す機構を解明するために,マウスTLR4/MD-2/LPSとTLR4/MD-2/リピドIVa複合体の結晶構造を各々2.5Åおよび2.7Åで決定した。マウスTLR4/MD-2/LPSはヒトTLR4/MD-2/LPS複合体に類似したアゴニスト的”m”形状の2:2:2複合体を示し,TLR4/MD-2/リピドIVa複合体もまた2:2:2複合体に類似したアゴニスト的構造特性を示した。マウスTLR4/MD-2複合体内のリピドIVaは,2つのアシル鎖が欠如したが,LPSと殆ど同一空間を占有した。ヒトMD-2はリピドIVaにマウスとは全く異なるアンタゴニスト様式で結合した。本研究は,マウスTLR4/MD-2上のリピドIVaのアゴニスト特性の構造基盤を与えた。
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  分子構造 
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