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J-GLOBAL ID:201202273881479676   整理番号:12A1711642

ラット脳中のシステインについてのアスパラギン酸促進の高選択的で感度の良い比色センシング

Aspartic Acid-Promoted Highly Selective and Sensitive Colorimetric Sensing of Cysteine in Rat Brain
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  号: 21  ページ: 9579-9584  発行年: 2012年11月06日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脳に含まれる生理学的に重要な種を選択的かつ感度良く検出し,定量することは重要であり,ことに大脳系におけるシステインの直接の定量は生理学及び病理学におけるシステインの役割を理解するのに欠かせない。本研究では信号読み出しとして金ナノ粒子を用いるラット脳中のシステインについての比色アッセイ法を開発した。スタビライザとしてクエン酸塩を用いて合成した金ナノ粒子は520nmに吸収(赤色)を示し,この分散系へのシステインまたはアスパラギン酸水溶液の添加は単独では凝集をもたらさないが,アスパラギン酸を含有する分散系へのシステイン水溶液の添加は金ナノ粒子の凝集を誘起してワインレッドから青までコロイドの色変化を生じることが分かった。このような色変化は金ナノ粒子と溶液間界面でのアスパラギン酸とシステイン間のイオン対相互作用によるものとみられる。紫外可視分光法によって定量することができ,このときの信号出力は濃度範囲0.166~1.67μMでシステインと線形関係を示し,また検出限界は100nMであった。脳中に一般に存在する乳酸塩,アスコルビン酸,グルコースの妨害は認められなかった。成体Sprague-Dawleyラット線条体からのミクロ透析物中のシステインの基底レベルは約9.6±2.1μMであった。
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分類 (3件):
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アミノ酸  ,  生体物質一般  ,  分光分析 
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