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J-GLOBAL ID:201202274218041779   整理番号:12A1066218

アグリコシル化免疫グロブリン(IgG1)のカチオン交換体表面媒介変性

Cation exchange surface-mediated denaturation of an aglycosylated immunoglobulin (IgG1)
著者 (6件):
資料名:
巻: 1251  ページ: 101-110  発行年: 2012年08月17日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アグリコシル化IgG1のカチオン交換クロマトグラフィーは,勾配溶出過程で2つの明確なピークをもたらした。はじめの溶出ピークは<1%の高分子量(HMW)化合物を含む一方,後のピークは23%のHMW化合物を含んだ。重水素交換とフーリエ変換赤外分光法(FTIR)による分析が,会合体形成と第2のピークの発生は樹脂の表面での抗体の変性に起因することを示唆する。変性とHMWの生成は,強カチオン交換体の利用,抗体の交換体表面での滞留時間の増加,及び温度の上昇によって増加した。変性とHMWの生成は,pHの上昇,又はイオン強度の増加,又はクエン酸,又はグリシンなどの優先的に除外される溶質の利用によって低減され,プロセス緩衝液への125mMのアルギニンの添加によって完全に制御された。このことは,この抗体の変性とHMWの生成が,結合強度の低下,コンフォメーションの安定性の増加,又は非天然タンパク質-たんぱく質間の相互作用の抑制によって対処できるという仮説をもたらす。この抗体のグリコシル化物は,2%以下の変性体を示し,グリコシル化がこの抗体の安定性に大きく寄与することを示した。これらの知見は,他の抗体の会合の対処に役立ち,アグリコシル化抗体の精製法の開発で特に有用である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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クロマトグラフィー,電気泳動  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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