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J-GLOBAL ID:201202274324886877   整理番号:12A1096075

様々なメタノールと塩濃度での有機酸の溶解度:共溶媒システムにおける有機酸収着との関係

Solubility of organic acids in various methanol and salt concentrations: The implication on organic acid sorption in a cosolvent system
著者 (3件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 262-268  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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既知の共溶解誘導収着モデルは,共溶媒システムのカルボン酸の収着を予測するのに適さない。この現象を調べるために,塩素化フェノール(2,4-ジクロロフェノール(2,4-DCP)と2,4,6-トリクロロフェノール(2,4,6-TCP))とカルボン酸(安息香酸と2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D))の収着と溶解度を,各種イオン強度の土壌-メタノール混合物で測定した。塩素化フェノールの収着(Km)を,Kmとメタノール容積成分(fc)との間の逆対数-線形関係の共溶解誘導収着モデルで説明した。しかし,カルボン酸のKmはfc増加と共に増加した。この違いはカルボン酸基部の影響によるものであった。この影響を説明するために,溶解度が様々な液体条件で,安息香酸と2,4,6-TCPを測定した。両溶質では,共溶解力(σ)がCaCl2濃度と共に増加し,塩析定数(Ks)はfcの増加と共に小さくなった。しかし,一定塩濃度でのσ値と一定fcでのKsは,安息香酸より2,4,6-TCPが大きく,前者の疎水性が大きいためであった。総合的に,fcとCaCl2濃度の組合せでの両溶質の溶解度プロファイルは,カルボン酸基に特定な役割がないことを証明した。このため,有機カルボン酸のKmとfcとの正の関係は,固相で生じた活性係数の改質によるものとすることができ,これは共溶解に基づくモデルでは追跡できないと適切に結論することができた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  溶液論一般  ,  土壌汚染 
物質索引 (5件):
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