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J-GLOBAL ID：201202274516981563   整理番号：12A0800655

マテリアルはじめの一歩 マテリアルを上手に使うために必要なこと 第10回 屈折率による材料評価(その2)~フィードバック回路~

著者 (1件)： 河合晃 (長岡技科大)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 12  号： 2  ページ： 80-81  発行年： 2012年05月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プラスチックフィルムなど固体材料の膨潤性や凝集性はClausius-Mossotti関係式で屈折率と関連付けできる。物質の屈折率と凝集性の関係式は誘電率や分子分極率,分子数密度の関数で,分子構造が大きく変化しない場合は分子分極率は一定として取扱う。分子分極率や誘電率,分子数密度はフィードバック(帰還)回路の帰還増幅率と等価である。物質の凝集性と屈折率の関係グラフ,スピンコーティング膜の屈折率分布やアルカリ水溶液浸漬に伴う膜質変化を紹介した。スピンコーティング法で試作したノボラック樹脂製プラスチックフィルムは,アルカリ水溶液内の屈折率変化で凝集性やプロセスを解析できる。

シソーラス用語： *ノボラック ,  Clausius-Mossotti関係式 ,  *プラスチックフィルム ,  膨潤 ,  凝集体 ,  屈折率 ,  誘電率 ,  アルカリ処理 ,  浸漬試験 ,  熱処理 ,  プロセス解析 ,  高分子膜 ,  膜構造 ,  帰還回路 ,  スピンコーティング ,  *材料試験 ,  分子屈折
準シソーラス用語： フィードバック回路

分類 (4件)： フェノール系樹脂  (YH07030X) ,  ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F) ,  性質・試験一般  (YH02010S) ,  光物性一般  (BM08010A)

引用文献 (1件)：

• 1)河合他,日本接着学会誌,32,294-297(1996)

タイトルに関連する用語 (4件)： マテ ,  屈折率 ,  材料評価 ,  フィードバック回路