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J-GLOBAL ID：201202274567558843   整理番号：12A0563718

本州中部・多雪地域におけるモウソウチク放置林分の地上部・地下部現存量

著者 (5件)： 長谷川幹夫 (富山森林研) ,  相浦英春 (富山森林研) ,  大宮徹 (富山森林研) ,  小林裕之 (富山森林研) ,  中島春樹 (富山森林研)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 60  ページ： 15-16  発行年： 2012年03月12日 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本州・多雪地域で管理放棄されたモウソウチク林1林分の現存量を層別刈取り法で調べた。生存稈8,150本/haの別に枯死稈が3,650本/haの密度で混ざり,荒れた状態であった。生存稈の胸高直径(平均値±標準偏差)は8.9±2.1cm,稈長は12.6±1.6m,胸高断面積合計は53.9m²/haであった。試料竹11本の相対成長式から算出した地上部現存量(乾燥重量)は,111.2(稈84.8,枝13.9,葉12.5)t/haであった。西日本地域の資料と比較して,本調査地では地上部現存量が相対的に小さく,稈への配分が少ない分,葉への配分が多い傾向にあった。地下部現存量は108.6(根株15.2,地下茎21.6,細根71.8)t/haで,地下部/地上部の比は0.98であった。これは日本の平均的な地下部現存量の約1.5倍であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *マダケ属 ,  *林分 ,  *バイオマス ,  枯死 ,  胸高直径 ,  葉
準シソーラス用語： *モウソウチク ,  豪雪地域 ,  放棄竹林 ,  稈

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  測樹学  (FF01040T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 本州 ,  モウソウチク ,  放置林 ,  地上部 ,  地下