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J-GLOBAL ID：201202274819098735   整理番号：12A1049840

マイクロ電気ナイフによる局部切開

Local Ablation by a Microelectric Knife

著者 (6件)： YAMANISHI Yoko (Nagoya Univ.) ,  YAMANISHI Yoko (JST PRESTO) ,  KURIKI Hiroki (Nagoya Univ.) ,  SAKUMA Shinya (Nagoya Univ.) ,  ONDA Kazuhisa (Nagoya Univ.) ,  ARAI Fumihito (Nagoya Univ.)
資料名： IEEE Nanotechnology Magazine  (IEEE Nanotechnology Magazine)
巻： 6  号： 2  ページ： 20-25  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： W2236A  ISSN： 1932-4510  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気ナイフは外科手術に不可欠の道具だが,発明以来目立った進歩をしていない。クローン技術では卵胞細胞から細胞核を取り出すのにマニュアルでガラスキャピラリを使って行っているが,余分なものを取り出したり汚染などの欠点がある。大気中や水中で広範囲な材料を扱えるマイクロ電気ナイフを提案する。細胞核取り出しのためのマイクロ電気ナイフの概念は,高周波電流で発生する短時間の熱を利用する。単極型電極とピンセットのような双極型があるが,本研究では位置合わせが確実にできる単極型を使って卵胞細胞から細胞核を取り出した。水中での核取り出しでは泡の発生が問題になったが,電極をガラス層で水と絶縁することで解決した。切開領域の幅は5μmである。この低コストマイクロ電気ナイフは,マイクロナノバイオバイオエンジニアリングの分野で新しい可能性をもたらす。

シソーラス用語： *電気メス ,  *外科用器具 ,  クローン ,  卵母細胞 ,  *細胞核 ,  ガラス毛管カラム ,  電流
準シソーラス用語： ガラスキャピラリーカラム ,  高周波電流 ,  卵胞細胞

分類 (1件)： 医療用機器装置  (GA05020L)

タイトルに関連する用語 (2件)： ナイフ ,  切開