文献

J-GLOBAL ID：201202275499682316   整理番号：12A0087287

透過性の悪い腫瘍でのサブ100nmポリマーミセルの蓄積は大きさに依存する

Accumulation of sub-100 nm polymeric micelles in poorly permeable tumours depends on size

著者 (12件)： CABRAL H. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MATSUMOTO Y. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MIZUNO K. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  CHEN Q. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MURAKAMI M. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KIMURA M. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TERADA Y. (JASRI, Hyogo, JPN) ,  KANO M.R. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MIYAZONO K. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  UESAKA M. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NISHIYAMA N. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KATAOKA K. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 6  号： 12  ページ： 815-823  発行年： 2011年12月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(エチレングリコール)修飾したリポソームおよびポリマーミセルのような長期循環ナノ医薬による腫瘍標的化は,全身癌治療に対する有望な戦略である。~100nmの直径のリポソームおよび微粒子キャリアーは,抗癌剤の分布と腫瘍蓄積を改善するため,広く使用されているが,透過性の高い腫瘍に対してのみ効果を示す。透過性の高い腫瘍および低い腫瘍を用い,異なる大きさの長期循環薬剤負荷ポリマーミセル(直径30,50,70と100nm)の蓄積および効果を比較した。全てのポリマーは,透過性が高い腫瘍には浸透したが,透過性が低い腫瘍には,30nmの直径のミセルのみが浸透し,抗腫瘍効果を示した。

シソーラス用語： *ミセル ,  生体内蓄積 ,  リポソーム ,  薬物 ,  *ターゲティング ,  治療法 ,  微粒子 ,  *薬物担体 ,  *抗腫瘍薬 ,  *薬物分布 ,  集積 ,  放射性核種動力学 ,  性質 ,  *抗腫瘍作用 ,  負荷試験 ,  臨床検査 ,  浸透 ,  腫瘍浸潤
準シソーラス用語： *ポリマミセル ,  ポリエチレングリコール修飾リポソーム ,  *腫瘍標的化 ,  全身療法 ,  腫瘍蓄積 ,  透過性 ,  薬剤負荷

分類 (2件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 透過性 ,  腫瘍 ,  サブ ,  ポリマーミセル ,  蓄積