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J-GLOBAL ID：201202275582335059   整理番号：12A1558394

マウス肝臓におけるNPC1L1過剰発現による脂質代謝の修飾

Modulation of lipid metabolism with the overexpression of NPC1L1 in mouse liver[S]

著者 (9件)： KURANO Makoto (Univ. Tokyo, JPN) ,  HARA Masumi (Teikyo Univ. Mizonokuchi Hospital, Kawasaki, JPN) ,  TSUNEYAMA Koichi (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  OKAMOTO Koji (Univ. Tokyo, JPN) ,  ISO-O Naoyuki (Univ. Tokyo, JPN) ,  MATSUSHIMA Teruhiko (Jissen Women’s Univ., Hino, JPN) ,  KOIKE Kazuhiko (Univ. Tokyo, JPN) ,  TSUKAMOTO Kazuhisa (Univ. Tokyo, JPN) ,  TSUKAMOTO Kazuhisa (Fukushima Medical Univ., Fukushima, JPN)
資料名： Journal of Lipid Research  (Journal of Lipid Research)
巻： 53  号： 11  ページ： 2275-2285  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： H0071B  ISSN： 0022-2275  CODEN： JLPRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肝臓NPC1L1発現がリポ蛋白質代謝に及ぼす影響を,NPC1L1を発現しないマウス肝臓にアデノウィルスを用いた遺伝子導入によってNPC1L1を発現させ,検討した。トランスジェニックマウスでは血漿コレステロールレベル,および大型HDLリポ蛋白質分画のコレステロール含量が上昇した。この分画はアポEと遊離コレステロールに富んでいた。この変化は,餌と共にエゼチミベを与えると部分的に抑制され,アポE欠損マウスでは起きなかった。トランスジェニックマウスでは,血漿およびVLDLのトリグリセリドが減少し,MTPの発現と,FoxO1レベルが減少した。NPC1L1を通じて吸収されたコレステロールは他の起源を持つコレステロールとは異なった生理的性質を持つ可能性がある。

シソーラス用語： 肝臓 ,  *脂質代謝 ,  *膜タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  タンパク質代謝 ,  遺伝子導入 ,  トランスジェニックマウス ,  血漿中濃度 ,  HDL【リポタンパク質】 ,  アポE ,  ノックアウトマウス ,  VLDL ,  トリグリセリド ,  タンパク質 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  HepG2細胞 ,  リポタンパク質 ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  MTP ,  *NPC1L1 ,  FKHR ,  リポ蛋白代謝 ,  アポE欠損マウス ,  胆道 ,  分子遺伝現象 ,  実験動物 ,  マウス
準シソーラス用語： FoxO1 ,  リポ蛋白質代謝 ,  アポEノックアウトマウス

分類 (2件)： 脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (2件)： エゼチミベ ,  コレステロール

タイトルに関連する用語 (6件)： マウス ,  肝臓 ,  NPC1L1 ,  過剰発現 ,  脂質代謝 ,  修飾