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J-GLOBAL ID：201202275791205324   整理番号：12A1612098

茶マトリックスにおける186種の農薬のガスクロマトグラフィー-質量分析におけるマトリックス効果の検体保護剤を利用する補償

Compensation for matrix effects in the gas chromatography-mass spectrometry analysis of 186 pesticides in tea matrices using analyte protectants

著者 (5件)： LI Yan (Coll. of Environmental and Chemical Engineering, Yanshan Univ., Qinhuangdao 066004, CHN) ,  CHEN Xi (Beijing Key Lab. of Flavor Chemistry, Beijing Technol. and Business Univ., Beijing 10048, CHN) ,  FAN Chunlin (Chinese Acad. of Inspection and Quarantine, No. 3 Gaobeidian North Road, Chaoyang District, Beijing 100123, CHN) ,  PANG Guofang (Coll. of Environmental and Chemical Engineering, Yanshan Univ., Qinhuangdao 066004, CHN) ,  PANG Guofang (Chinese Acad. of Inspection and Quarantine, No. 3 Gaobeidian North Road, Chaoyang District, Beijing 100123, CHN)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1266  ページ： 131-142  発行年： 2012年11月30日 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 茶マトリックス中の186種の農薬の同時定量のための,マトリックス誘起効果を弱めるための検体保護剤を利用するガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)法を開発した。マトリックス効果を未発酵,部分発酵,及び完全発酵茶を代表する緑茶,ウーロン茶,及び紅茶で評価し,茶の種類に依存して農薬の72%,94%,及び94%が強い応答増強効果を示した。いくつかの検体保護剤をこれらの一定の組み合わせと共に評価してそれらの補償効果を検査した。トリグリセロールとD-リボン酸γ-ラクトン(いずれも注入試料中2mg/mL)の混合物が,186種の農薬のクロマトグラフィー挙動の改良に最も有効であった。検体保護剤の特定の混合物を利用するとき,186種の農薬の96%以上の回収率が70-120%の範囲であった。検体保護剤の単純な添加が,マトリックス効果を克服する都合の良い解を与え,マトリックス対応標準化と比べてより少ない活性サイトをもたらし,残留農薬のGC-MS分析におけるマトリックス効果を有効に補償する方法である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *残留農薬 ,  *GC-MS分析 ,  *マトリックス効果 ,  *保護剤 ,  同時定量 ,  緑茶 ,  ウーロン茶 ,  紅茶 ,  補償効果 ,  トリグリセリド ,  回収率 ,  活性部位
準シソーラス用語： 発酵茶

分類 (3件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  アルカロイドし好飲料  (FJ06030D)

物質索引 (1件)： D-リボン酸γ-ラクトン

タイトルに関連する用語 (9件)： 茶 ,  マトリックス ,  農薬 ,  ガスクロマトグラフィー ,  質量分析 ,  マトリックス効果 ,  検体 ,  保護剤 ,  補償