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J-GLOBAL ID:201202276202885945   整理番号:12A0569456

常在微生物群落に対する2,4-D汚染土壌スラリーのpJP4保有細菌を用いた遺伝子バイオオーグメンテーションの影響

Impacts of gene bioaugmentation with pJP4-harboring bacteria of 2,4-D-contaminated soil slurry on the indigenous microbial community
著者 (7件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 263-276  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W0249A  ISSN: 0923-9820  CODEN: BIODEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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遺伝子バイオオーグメンテーションは,導入微生物から常在微生物まで分解遺伝子の播種により生物分解性能力を高めるバイオレメディエーション戦略である。2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)汚染土壌スラリーおよび自己伝達2,4-D分解プラスミドpJP4を保有するPseudomonas putidaあるいはEscherichia coliの菌株を使用するバイオレメディエーション実験を全ての微生物群落構造および生態学的機能(炭素源利用および窒素転換能力)に対する遺伝子バイオオーグメンテーションの推定される影響を評価するためにマイクロコズムにおいて実施した。外因性細菌は急速に減少するけれども,2,4-D分解は微生物を添加したマイクロコズムにおいて活性化されたが,これは恐らくpJP4の移動による接合完了体の発生のせいである。末端標識制限酵素断片多型分析は,細菌群落構造は接種されたマイクロコズムに外因性細菌を導入した後直ちにかき乱されるけれども,それが未接種のマイクロコズムのそれに徐々に近づくことを示した。Biolog検定法,硝酸還元検定法,およびアンモニア酸化細菌のamoA遺伝子および脱窒菌のnirKおよびnirS遺伝子のモニタリングは,炭素源利用および窒素転換能力に対する遺伝子バイオオーグメンテーションの修復不能な抑制作用を示さなかった。これらの結果は,pJP4を保有するP.putidaおよびE.coliを用いた遺伝子バイオオーグメンテーションが常在微生物群落に大きな影響を与えること無く土壌中の2,4-Dの分解にとって有効であることを示唆している。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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土壌汚染  ,  その他の汚染原因物質  ,  微生物の接種・培養法  ,  微生物生理一般 
物質索引 (1件):
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