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J-GLOBAL ID:201202276435241983   整理番号:12A0395911

共スパッタリング析出で,チタン-アルミニウム-ポリテトラフルオロエチレンを被覆したステンレス鋼の微小型:高温型押し加工における転写性能と限界

Titanium-aluminum-polytetrafluoroethylene coated stainless steel micromold via co-sputtering deposition: Replication performance and limitation in hot-embossing
著者 (6件):
資料名:
巻: 163  号:ページ: 290-298  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Si製の型は脆くて短寿命であるため,ステンレス鋼製の微小型が,ポリマーのマイクロ流体素子の製作でのシリコン(Si)の微小型の代替手段となる。ステンレス鋼製の微小型は付着と摩擦が大きいので,ポリマー製品のミクロ構造の歪みを引き起こす場合がある。この研究では,チタン(Ti),アルミニウム(Al),およびポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を,ステンレス鋼微小型の表面に共スパッタで析出して,表面特性を改良した。PTFEのターゲットに加えるスパッタリング出力を変えて,Ti-Al-PTFE皮膜のPTFE濃度を制御した。PTFE濃度は,皮膜の,結合構造,表面粗さ,摩擦,および接触角に影響した。これらを,マイクロラマン分光法,X線光電子分光学(XPS),共焦点顕微鏡,ボール-オン-ディスク摩擦計およびゴニオメータでキャラクタリゼーションした。Ti-Al-PTFE皮膜は,炭化物,PTFE様材料,および無定形炭素の混合物であることが観察された。PTFE濃度の増加に従って,被覆した微小型の表面粗さは減少した。50Wの,PTFEターゲットへの出力で析出したTi-Al-PTFE皮膜が,それぞれ,約0.17と13.1×10-3N/mの最も低い摩擦係数と表面エネルギーを示した。被覆されたステンレス鋼製の微小型では,高温型押し加工で作製したポリマーのマイクロ流体素子の品質が,無被覆のステンレス鋼製微小型と比較して,転写性能の点で優れていた。この研究では,微小型のチャンネルの側壁の被覆特性と高温型押し加工用のTi-Al-PTFE皮膜の限界も調査した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気相めっき  ,  プラスチック被覆  ,  その他の成形 

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