抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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反芻胃及び十二指腸にカニューレを挿入したホルスタイン乳牛13頭を用いて,14日間の予備期間及び18日間の処置期間で,乾物摂取量(DMI),乳生産量,第一胃発酵及び積算量,消化及び食物の体内移動,及び咀嚼と予備DMI(pDMI)との関係を評価した。予備期間での個々のウシのDMI及び3.5%脂肪修正乳(FCM)の収量を測定した。実験処置は,初期(EC)及び後期の刈り取り(LC)オーチャードグラスの成熟度の異なる牧草サイレージ飼料で,中性デタージェント繊維(NDF)及びCP含有量を明らかにした。茎葉飼料:濃厚飼料の比率は,EC及びLCに対して,それぞれ,58:42および46:54であり,両方の飼料はほぼ25%の茎葉NDF,そして,30%総NDFを含んでいた。乳牛に一般の飼料を給餌し,共変量として,栄養要求量の指数である予備DMIを予備期間の最後の4日間の間に決定した。草成熟の主作用及びpDMIとの相互作用は,ANOVAによって試験した。EC飼料は,LC飼料に比べ牛乳収率を低下させ,乳脂肪濃度を増やした。草成熟およびpDMIとその相互作用は,FCM収率,DMI,瘤胃pHおよび微生物効率に影響しなかった。EC飼料は,LC飼料に比べ潜在的に消化性NDFの反芻胃消化及び非消化性NDF(iNDF)の通過の率を増やした。ECに対するiNDFの低い濃度及びより速い通過率は,LCよりECに対してiNDF,全NDF,有機物および乾物の瘤胃滞留で低い結果となった。潜在的に消化性NDFおよび澱粉の反芻胃通過率は,摂取(それぞれ,二次式および線形相互作用)のレベルに関連があって,その後これらの栄養分の反芻胃消化率に影響を及ぼした。LCに比べEC飼料は,飼草NDF摂取の単位当たり摂食,反芻および総咀嚼時間を減少させた。牧草サイレージが飼料における茎葉飼料の唯一の源であるときに,より成熟した草と関連する蛋白質減少および繊維濃度増加に関係する添加された濃厚飼料を添加した乳牛は類似した原材料の摂取,そして,乳牛があまり成熟していない草を供給したので,類似したFCM収率を生成した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.