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J-GLOBAL ID：201202276789028470   整理番号：12A0961691

三元化合物Ce₅Ni₂Si₃に対する粉末回折研究

Powder diffraction study on the ternary compound Ce₅Ni₂Si₃

著者 (4件)： SATO T. J. (Univ. Tokyo, Ibaraki, JPN) ,  IIDA K. (Univ. Tokyo, Ibaraki, JPN) ,  KITAZAWA H. (NIMS, Ibaraki, JPN) ,  KWON Y. S. (Sung Kyun Kwan Univ., Suwon, KOR)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2011-050  ページ： 1-2-43 (WEB ONLY)  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 局在スピン系における幾何学的なフラストレーションについて盛んに研究が行われている。このような系では,スピン凍結,スピン液体,スピンアイスなどの興味深い現象が期待される。また,強い電子相関と幾何学的なフラストレーションの競合および相乗効果がもたらす低温における磁気構造についても興味がもたれる。本研究では,そのような幾何学的なフラストレーションを持つ磁性体Ce₅Ni₂Si₃の粉末中性子回折実験を行い,結晶構造と磁気構造の解析を試みた。2Kと15Kで実験を行い,この温度域に相転移が無いこと,および,反強磁性秩序にともなう散乱ピークが観測されることが分かった。

シソーラス用語： *磁性体 ,  量子液体 ,  スピン系 ,  *中性子回折 ,  磁気構造 ,  結晶構造 ,  *セリウム化合物 ,  *ニッケル化合物 ,  *ケイ化物
準シソーラス用語： *フラストレート磁性体 ,  スピン液体 ,  スピンアイス ,  粉末中性子回折

分類 (1件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

引用文献 (2件)：

• [1] B. K. Lee et al., Phys. Rev. B 70(2004) 224409.
• [2] I. Nakanowatari et al., Phys. Rev. B 76 (2007) 184427.

タイトルに関連する用語 (2件)： 粉末回折 ,  研究