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J-GLOBAL ID：201202276840373544   整理番号：12A0292321

振動数を考慮した家屋内振動の予測方法

著者 (3件)： 国松直 (産業技術総合研) ,  平尾善裕 (小林理学研) ,  北村泰寿 (建設工学研)
資料名： 騒音制御  (Journal of INCE/J)
巻： 36  号： 1  ページ： 89-99  発行年： 2012年02月01日 
JST資料番号： Y0804A  ISSN： 0386-8761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現状,公害振動の予測は加振源ごとに検討されてきた。主な方法としては,地盤を半無限均質地盤と仮定し,Bornitzの式を用いて,加振源近傍地盤と伝搬経路の地盤測点において測定した振動レベルから,距離減衰特性を重回帰分析し,家屋近傍地盤の振動レベルを求める。これに家屋における振動増幅として一律5dBを加えて,家屋内の振動の大きさを予測する。しかし,加振源近傍の地盤振動の周波数特性は伝搬経路,家屋内において変化することや,地盤振動が単調に距離減衰しないことなどが知られている。本論文では,加振源から伝搬過程における周波数特性の重要性を指摘しながら,振動数を考慮した家屋内の振動予測方法について考察した。(著者抄録)

シソーラス用語： *振動被害 ,  屋内環境 ,  *予測技法 ,  *周波数特性 ,  波源 ,  *交通振動 ,  *地盤 ,  波動伝搬 ,  *増幅現象 ,  振動励起 ,  逆問題 ,  S波【地震波】 ,  速度 ,  鉛直分布 ,  振動スペクトル ,  測定データ ,  予測誤差 ,  加速度 ,  成層 ,  減衰 ,  *独立住宅 ,  振動応答
準シソーラス用語： 距離減衰

分類 (2件)： 建築物の防音,遮音  (RB01034Y) ,  騒音・振動一般  (SB04020T)

引用文献 (14件)：

• TAKEMOTO, K. The present situation and the subject of environmental vibration in Japan. Proc. of Inter-Noise 2006. 2006, 1-7
• TAKEMOTO, K. Recent action of MOE for environmental vibration in Japan. Proc. of ISEV2007. 2007, 139-147
• 永森一暢. 振動防止行政の現状と課題. 日本騒音制御工学会春季研究発表会講演論文集, 2009. 2009, 33-36
• 国松直. 公害振動評価に関わる諸問題と今後の対応. 騒音制御. 2011, 35, 3, 271-278
• (社) 日本騒音制御工学会編. 地域の環境振動. 2001, 106-115

タイトルに関連する用語 (3件)： 振動数 ,  家屋 ,  予測方法