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J-GLOBAL ID:201202277702537788   整理番号:12A1236175

軟及び硬状態の低質量X線連星わし座X-1の降着ジオメトリ

Accretion Geometry of the Low-Mass X-Ray Binary Aquila X-1 in the Soft and Hard States
著者 (7件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 72.1-72.12  発行年: 2012年08月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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すざくX線天文衛星を用いて2007年の9月28日から10月30日まで7回にわたりアウトバーストの減衰相にあった中性子星低質量X線連星わし座X-1を観測した。既存のほとんどの研究で採用されたエネルギー帯より更に広いエネルギー帯でこの線源のフラックス依存降着ジオメトリを制限するために,この研究では7つのデータ系の中から2つを利用した。13.8ksの露出の間にXISとHXD-PINで取得した9月28日の0.8~31keVスペクトルは,このタイプの天体の軟状態の典型的な特徴と共に3.6×10-9ergs-1cm-2の0.8~31keV吸収フラックスを示した。スペクトルは光学的に厚い円盤放射+Compton化黒体成分でうまく説明される。これらの結果は既存の研究と一般的に一致するが,最近報告された同じデータを用いた硬テールの重要さは著者達の解析では確定的ではなかった。XIS,HXD-PIN,及びHXD-GSOを用いて10月9日に0.8~100keV帯にわたり19.7ksの露出で取得したスペクトルは(0.8~100keVで)8.5×10-10ergs-1cm-2の吸収フラックスを検出した。これは硬状態の特徴を示し,同じではあるが,種光子源が中性子星表面からの黒体放射と同定される非常に強いCompton化を含んだ幾分異なったパラメータを持つ2つの連続成分でうまく説明される。その結果,硬状態における降着流は中性子星から21±4kmの半径に至るまで光学的に厚く幾何学的に薄い円盤の形をとり,その後に光学的に薄い近似的に球対称な高温流になると推定される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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恒星  ,  宇宙線起源 
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