文献

J-GLOBAL ID：201202277926398201   整理番号：12A1047393

リン酸塩ガラス中のMn²⁺周囲の局所構造

Local Structure around Mn²⁺ in Phosphate Glasses

著者 (5件)： WADA Noriyuki (Suzuka National Coll. Technol., Mie, JPN) ,  KATAYAMA Misaki (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  SANADA Tomoe (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  OZUTSUMI Kazuhiko (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  KOJIMA Kazuo (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN)
資料名： Memoirs of the SR Center, Ritsumeikan University  (Memoirs of the SR Center, Ritsumeikan University)
号： 14  ページ： 103-110  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： L4610A  ISSN： 1345-1650  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発光ダイオード開発に関する基礎研究の一環として,本研究では,立命館大学SRセンターにおいて,XAFS測定により,リン酸塩ガラス中のMn²⁺周囲の局所構造を調べた。その結果に基づいて,1)60P₂O₅-35M₂O-5Al₂O₃-10MnOガラス(M=Li,NaおよびK)においては,Mn-O結合長は,M⁺の種類に関係なくほぼ一定であること,2)60P₂O₅-35M′₂O-5Al₂O₃-10MnOガラス(M′=Ca,Zn,SrおよびBa)においては,Mn-O結合長は,M′²⁺イオン半径の増大と共に増大すること,3)(65-x)P₂O₅-35ZnO-xAl₂O₃-10MnOガラス(x=0~10)においては,x=0に対しては,Mn-O結合長(2.13Å)は,x=1~10に対する値(約2.07Å)よりも長いこと,などを記した。

シソーラス用語： *リン酸塩ガラス ,  リン酸 ,  酸化リチウム ,  酸化ナトリウム ,  酸化カリウム ,  アルミナ ,  酸化マンガン ,  酸化カルシウム ,  酸化亜鉛 ,  酸化ストロンチウム ,  酸化バリウム ,  核間距離 ,  *構造 ,  *XAFS ,  シンクロトロン放射 ,  動径分布関数 ,  蛍光スペクトル ,  可視スペクトル
準シソーラス用語： *局所構造

分類 (2件)： その他の非晶質の構造  (BK04040Z) ,  X線スペクトル一般  (BM08101P)

タイトルに関連する用語 (3件)： リン酸塩ガラス ,  Mn2+ ,  局所構造