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J-GLOBAL ID：201202278899526789   整理番号：12A0553563

分光分析法を用いたコンクリート劣化診断システムの開発

System to Diagnosis Concrete Deterioration with Spectroscopic Analysis

著者 (3件)： 戸田勝哉 (IHIインフラシステム 技術本部) ,  中村善彦 (IHIインフラシステム 技術本部) ,  倉田孝男 (IHI検査計測)
資料名： IHI技報  (Journal of IHI Technologies)
巻： 52  号： 1  ページ： 53-58  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： F0090A  ISSN： 1882-3041  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塩害劣化を受けたコンクリート構造物の診断方法は,コア採取を行い化学分析する方法が一般的である。しかし,コア採取は点的な評価であり,さらに補修を伴うため構造物全体の診断には不向きである。分光分析法を用いることで,非破壊検査によってコンクリート表面の塩化物イオン濃度の分布をコンター図で表すことができる。本稿では,飛来塩分や融雪剤の影響を受ける供用中の橋梁に本システムを適用し,構造物全体の診断を実施した結果を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  *非破壊検査 ,  劣化故障 ,  診断用機器 ,  システム設計 ,  *分光分析
準シソーラス用語： 分光分析法

分類 (2件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (8件)：

• (1)金田尚志,石川幸宏,魚本健人:近赤外分工法のコンクリート調査への応用 コンクリート工学 第43巻 第3号 2005年3月 pp.37-44
• (2)戸田勝哉,倉田孝男,高岡啓吾,西土隆幸:ケモメトリックス分光分析法を用いたコンクリート診断技術 IHI技報 第47巻 第4号 2007年12月 pp.173-178
• (3)戸田勝哉,倉田孝男,喜多達夫,魚本健人:ケモメトリックス手法を用いた近赤外領域でのコンクリート診断技術開発 コンクリート工学 第45巻 第11号 2007年11月 pp.20-26
• (4)戸田勝哉,中村善彦,倉田孝男:分光分析法による実橋梁の診断システムの開発 土木学会第66回年次学術講演会 2011年9月 pp.117-118
• (5)倉田孝男,戸田勝哉:分光分析法による実橋梁の診断システムの開発 IIC REVIEW No.46 2011年10月 pp.28-33

タイトルに関連する用語 (4件)： 分光分析法 ,  コンクリート ,  劣化診断 ,  開発