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J-GLOBAL ID:201202279172132113   整理番号:12A0946959

フェロセン及びポリエチレングリコールを含むフェノール樹脂プレポリマからのチャーのEDLC(電気二重層キャパシタ)性能に調製パラメータが及ぼす影響 第一部:ポリエチレングリコールの分子量及び炭化温度の効果

Effects of Preparation Parameters on EDLC Performance of the Chars from Phenol-resin Prepolymers Containing Ferrocene and Polyethylene Glycols Part I: Effects of the Molecular Weight of Polyethylene Glycol and the Carbonization Temperature
著者 (5件):
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巻: 49  号:ページ: 115-124  発行年: 2012年06月20日 
JST資料番号: G0788A  ISSN: 1347-4774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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EDLC(電気二重層キャパシタ)は電極の電気二重層に電気を蓄える器具である。筆者らの研究室ではいくつかの調製パラメータが触媒的黒鉛化及びポリマブレンド法を利用して合成したチャーのEDLC性能に及ぼす影響に関し研究が進行中である。より具体的には一定量のフェロセンと種々の量の多様な分子量をもつポリエチレングリコール(PEG)を含むフェノール樹脂プレポリマから種々の条件でチャーを合成し,その黒鉛化度(DG),BET比表面積(BET),電気伝導率(EC)及び二重層静電容量(DLCe)を評価した。本稿で筆者らは分子量及び炭化温度の効果を議論した。エチレングリコール(EG,分子量62)から6000までの範囲の分子量のPEGを1重量%含む前駆体を850°Cで炭化させるとEC及びDLCeの値の分子量に対する変化は単調でなかったが,分子量に大きくは依存しなかった。EC及びDLCeの値はTEG(テトラエチレングリコール)では小さめであり分子量600のPEG(PEG600)では大きめであった。TEGを3重量%(TEG/3%)及びPEG600を5重量%(PEG600/5%)含む前駆体からのチャーに対する750°Cから900°Cまでの範囲の炭化温度の効果として,DGは750°Cから800°Cの範囲でかなり増し800°Cから900°Cの範囲ではわずかだけ増した。BET値は同様に変化したが例外としてPEG600/5%の900°CでのBET値が850°Cでのそれよりわずかに減少した。ポリマブレンド化は750°C及び900°Cではかなり効果的であったが800°C及び850°Cでは効果は小であった。TEG/3%及びPEG600/5%から調製したチャーのEC及びDLCeの値は炭化温度増加と共に多少増した。DLCe増加はTEG/3%では850°Cで,PEG600/3%では800°Cで止んだ。したがって850°Cの炭化温度が最適と考えられた。ECとDCの間に,及びDLCeとBETの間に粗い定性的相関があった。(翻訳著者抄録)
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炭素とその化合物  ,  静電機器  ,  フェノール系樹脂 
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