抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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製造業においては,自社技術はもとより,他社の技術をも導入して新製品を市場に送出す必要がある。その際に,自社および他社の当該技術に対する価値評価を行うための外部分析が必要となる。本論では,テキストマイニングとネットワーク分析を用いて,自社および他社技術の相対評価を行う手法について検討した。特に,他社技術に対する自社技術の位置づけや他の技術に対する拘束性,媒介性の有無について,相対比較による数値化を行なって,外部分析の可能性を検証した。これらの技術により,他社の技術に対する自社技術の優位性や競争力を調べることができる。ここでは,企業技術の重要度を推測する際の代理変数として出願特許を採用した。先行研究と本手法を比較した後,研究対象としてテレビ技術を選定し,検証方法と結果について報告した。