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J-GLOBAL ID:201202279893346963   整理番号:12A1031514

Suillus collinitusのメタノールエキスは乳房腫瘍細胞系におけるp53発現を増加させ,細胞周期停止及びアポトーシスを引き起こす

Suillus collinitus methanolic extract increases p53 expression and causes cell cycle arrest and apoptosis in a breast cancer cell line
著者 (11件):
資料名:
巻: 135  号:ページ: 596-602  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,Suillus collinitusのエタノール及び熱湯抽出を化学的に特性化し,生理活性(酸化防止能及び腫瘍細胞における細胞毒性)を評価した。フェノール酸及び糖をクロマトグラフィーで同定し,メタノール及び熱湯エキスを夫々定量した。S.collinitusのエタノールエキスの抗酸化活性は最高であった。それにもかかわらず,細胞増殖阻害については,特にMCF-7細胞における最も強力な(GI50 25.2±0.2μg/ml)エキスであった。また,このエキスのGI50濃度はG1細胞周期の停止を誘導すると同時に,S期における細胞の比率を減少させた。さらに,これはアポトーシス細胞の比率を,非処理細胞の6.0±0.2%からGI50濃度処理細胞の15.3±2.0%及び2×GI50濃度処理細胞の16.3±2.0%にまで,増加させた。さらに,GI50濃度での48時間処理はp53,p21レベル及びPARP開裂を著しく増加させるとともに,Bcl-2及びXIAPを減少させた。以上の結果はS.collinitusが生理活性化合物の有望源になる可能性があることを示唆している。特に,そのメタノールエキスは通常の細胞周期分布におけるp-53の仲介及びヒト乳癌細胞系におけるアポトーシスの誘導をさせると思われる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  細胞生理一般 

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