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J-GLOBAL ID:201202280523026780   整理番号:12A0096949

リアルな原発のたたみ方

著者 (1件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 22-26  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: G0154A  ISSN: 1882-2606  CODEN: NGEGAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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日本の産業や暮らしを支えるエネルギーの今後について,様々な立場や考え方の人々が考え,語り,議論し,対話する場を作ることを目指して,2011年7月に「みんなのエネルギー・環境会議」(MEEC)が発足し,9月には気候ネットワーク主催,MEEC共催で「みんなのエネルギー・環境会議 京都」が開催され,表題の話題提供があった。表題の「たたむ」には,バックエンド問題を解決できない限り,原発は人類の歴史の一時期に役割を果たした(す)過渡的エネルギー源に過ぎないし,と考える著者の思いが込められており,また「リアル」には,原発の今後のあり方を論じるには,「反対」,「推進」という原理的な2項対立ではなく,危険性と必要性の両面を直視した,現実的な解を導かねばならないとの願望がある。電源構成の見直しに当たっては,1)再生可能エネルギー利用発電の拡充,2)節電による電力使用量の削減,3)技術革新による石炭火力発電のゼロエミッション化,の3要素を考慮すべきで,原発のウェイトはこれら3要素の進展状況によって,引き算で決まる。2030年時点の原発のウエイトは20%程度残ると見込まれるが,バックエンド問題の解決困難から,原発は長期的には停止になると予想される。
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分類 (3件):
分類
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生産に関する一般問題  ,  原子力発電  ,  発電一般 
引用文献 (3件):
  • 橘川武郎. 日本電力業発展のダイナミズム. 2004
  • 橘川武郎. 原子力発電をどうするか. 2011
  • 橘川武郎. 東京電力-失敗の本質. 2011
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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