抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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量子化誤差軽減が可能なデュアルレール全光量子化を用いて,6bit(64level)の量子化ビット数を達成した。近年のネットワークの高速化やディジタル信号処理技術の発展に伴い,その中で重要な役割を持つA/D変換の高速化が求められており,より高速化が可能な全光化のアプローチが注目されている。我々は,非線形光学効果の一種であるファイバー内のソリトン自己周波数シフト(SSFS)を用いた全光量子化を提案,実証しており,さらに量子化誤差軽減が可能なデュアルレールの手法を用いて,現在までに量子化誤差の少ない5bit(32level)の全光量子化の実証実験を行なってきた。本報告では,デュアルレールの手法の適応範囲をさらに高分解能な6bit(64level)に拡張することを検討し,その効果を確認した。(著者抄録)