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J-GLOBAL ID：201202281104490812   整理番号：12A0647074

東日本大震災による攪乱後の女川湾,佐須浜,蒲生干潟のプランクトンとベントス

著者 (10件)： 大越和加 (東北大 大学院農学研究科) ,  阿部博和 (東北大 大学院農学研究科) ,  寺本航 (東北大 大学院農学研究科) ,  大野博正 (東北大 大学院農学研究科) ,  内海修平 (東北大 大学院農学研究科) ,  鈴木陽大 (東北大 大学院農学研究科) ,  綾小路法孝 (東北大 大学院農学研究科) ,  近藤智彦 (東北大 大学院農学研究科) ,  西谷豪 (東北大 大学院農学研究科) ,  遠藤宜成 (東北大 大学院農学研究科)
資料名： 日本ベントス学会誌  (Japanese Journal of Benthology)
巻： 66  号： 2  ページ： 124-126  発行年： 2012年03月27日 
JST資料番号： L3763A  ISSN： 1345-112X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,東日本大震災による攪乱後の宮城県沿岸の女川湾,佐須浜,及び蒲生干潟の海洋環境及びプランクトンとベントスについて述べた。女川湾では,防波堤は消失し,平均約80cmの地盤沈下が生じた。攪乱後の植物プランクトンの密度の低さや組成の違いが大震災の影響によるものか不明である。固着生物,穿孔生物は生残し,再生産が行われている。佐須浜では,環境の変化により元来生息していた種の激減が起こり,そして地盤沈下による新たに利用できる空間の創出,砂泥の増加により新規に記録される種の生息が確認されている。一方,蒲生干潟では,地形的に不安定な状態が続いている。

シソーラス用語： *震災 ,  宮城県 ,  *沿岸帯 ,  プランクトン ,  底生生物 ,  生息環境 ,  生息分布 ,  *生物相
準シソーラス用語： *沿岸域 ,  *東日本大震災 ,  ベントス

分類 (3件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  プランクトン  (FH02050R) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東日本大震災 ,  攪乱 ,  蒲生干潟 ,  プランクトン ,  ベントス