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J-GLOBAL ID：201202281124603885   整理番号：12A1164526

光誘起RNA干渉

Photoinduced RNA Interference

著者 (2件)： MATSUSHITA-ISHIODORI Yuka (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  OHTSUKI Takashi (Okayama Univ., Okayama, JPN)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 45  号： 7  ページ： 1039-1047  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光照射により脱保護可能な(2-ニトロフェニル)エチル誘導体で修飾されたケージsiRNAはRISCとの会合を妨げるが,光照射により脱保護するとRNA干渉作用を引き起こした。また,光増感剤で修飾したキャリヤを用いて細胞導入したsiRNAは光照射によりエンドソームからの脱出が促進された。CLIP-RNAi法では細胞内侵入性ペプチド(CPP)融合型RNA結合蛋白質(RBP)と,そのRBPの認識RNA配列につながったsiRNAおよび光増感色素を組み合わせて光誘起的に細胞質内に導入できた。さらに,金ナノ粒子-siRNA共役体はレーザ照射によりチオール化siRNAを遊離し,RNA干渉を誘起した。

シソーラス用語： *RNA干渉 ,  光照射 ,  siRNA ,  細胞内輸送 ,  *エンドサイトーシス ,  *RNA結合タンパク質 ,  キャリア ,  脱保護基 ,  エンドソーム ,  *光増感剤 ,  *ナノ粒子 ,  金 ,  *インターナリゼーション ,  ペプチド ,  膜融合 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  レーザ照射
準シソーラス用語： 金ナノ粒子

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (2件)： 光誘起 ,  RNA干渉