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J-GLOBAL ID:201202281373773286   整理番号:12A0771524

プーアル茶による高度糖化最終産物生成の阻害は実験的糖尿病性腎障害進行を改善する

Inhibition of Advanced Glycation End Product Formation by Pu-erh Tea Ameliorates Progression of Experimental Diabetic Nephropathy
著者 (30件):
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巻: 60  号: 16  ページ: 4102-4110  発行年: 2012年04月25日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,若い遺伝性肥満マウス(ab/dbマウス)をモデルにして,糖尿病ネフローゼ進行に関して,プアール茶の効果を中心に調査した。なお対照として,体型から肥満遺伝子を持たないab/mマウス,ab/dbマウスにプアール茶を処方したマウス(プーアル茶),および2型糖尿病治療薬(ロシグリタゾン)をab/dbマウスに処方したマウス(RSG)を用いた。生後8週間までの結果,体重はどのマウスも増えていくが,ab/dbは3週間以降変化せず,RSGは増加し続けた。Ab/dbは摂食量および水飲量が多く,RSGは摂食量は多いが飲水量は少なかった。ab/db,RSGとも空腹時血糖値が低かった。Ab/db,プーアル茶とも,血糖値は高いままであったが,ab/mでは食後15分で急激に低下した。プーアル茶マウスは高血糖のままであるが,腎障害が抑制された。プアール茶は,Ab/dbの腎臓における糸球体基質の膨張と免疫グロブリン(IgD)の沈着を減少させた。腎臓のAGE蓄積を減少させ,RAGE(AGE受容体)の通常発現を再構築した。プアール茶はMG生成量を減らし,GLO(グリオキサラーゼ)活性化とは別に,腎臓のMGを減少させた。プアール茶は試験管内でMG捕獲によってMGをからにする力を強めた。糖調整だけよりも,AGEを阻害することの方が糖尿病合併症を防ぐために重要であり,またそれらの患者に対する栄養補助食品を使う方法になり得るものであると考えられた。
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分類 (4件):
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し好料作物  ,  植物の生化学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  泌尿生殖器の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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