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J-GLOBAL ID：201202281437582897   整理番号：12A0544640

ぶどう酒試料中オークエラジタンニン類を定量化する質量分析法の評価

Validation of a Mass Spectrometry Method To Quantify Oak Ellagitannins in Wine Samples

著者 (4件)： GARCIA-ESTEVEZ Ignacio (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  ESCRIBANO-BAILON M. Teresa (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  RIVAS-GONZALO Julian C. (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  ALCALDE-EON Cristina (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 6  ページ： 1373-1379  発行年： 2012年02月15日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 既報の分画法により得られた高エラジタンニン画分についてMS測定の最適条件を検討し,適当な内部標準を選択し,内部標準のm/z比による検量線(EMSモード)或いは選択イオンによる検量線(MRMモード)を比較した。主要なエラジタンニンとしてグランジニン/ロブリンE,ベスカラジン,カスタラジン及びガロカテキンについて最適な親ピーク及び娘ピーク,測定パラメーターを決定した。内部標準物質としてペンタガロイルグルコース,4-ヒドロキシ安息香酸,3,5-ジヒドロキシ安息香酸及び(-)-ガロカテキンを比較し,ガロカテキンが最適であった。ガロカテキンはぶどう酒中に存在するため高エラジタンニン画分を分画後は使用可能であった。検量線の相関係数は両法共0.999以上であり,回収率も100%で,4種エラジタンニンのLOD及びLOQはほぼ10^-3mg/Lであり高感度であった。スペインの市販ぶどう酒12試料についてオークエラジタンニンを定量した。

シソーラス用語： *ぶどう酒 ,  *エラジタンニン ,  質量分析 ,  構造解析 ,  内部標準法 ,  定量分析
準シソーラス用語： *オークエラジタンニン

分類 (2件)： ぶどう酒  (FK04024X) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (4件)： カスタラギン ,  グランジニン ,  ロブリンE ,  ベスカラギン

タイトルに関連する用語 (7件)： ぶどう酒 ,  試料 ,  オーク ,  エラジタンニン ,  定量化 ,  質量分析法 ,  評価