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J-GLOBAL ID:201202281559626895   整理番号:12A1067692

コムギ胚芽無細胞蛋白質合成系の確立及び最適化と毒素カリクレインへの適用

Establishment and optimization of a wheat germ cell-free protein synthesis system and its application in venom kallikrein
著者 (10件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 173-180  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コムギ胚芽無細胞蛋白質合成系は機能蛋白質を安全かつ高精度で合成する可能性を持つが,乏しいエネルギー供給とmRNA鋳型の不安定性がこの系の生産性を低下させ,その応用が制限される。本報告で,二次エネルギー源としてATPを供給するため,ホスホクレアチンとピルビン酸を系に加えた。蛋白質収率を比較後,ホスホクレアチンはコムギ胚芽無細胞蛋白質合成系において,より適していることが判明した。mRNA鋳型を安定化するため,プラスミドベクター,SP6 RNAポリメラーゼ及びCu2+を最適化し,高収率,高速度のコムギ胚芽無細胞蛋白質合成系を確立した。プラスミドベクター(30ng/μl),SP6 RNAポリメラーゼ(15U),ホスホクレアチン(25mM),Cu2+(5mM)を系に添加し,26°C,16時間の培養で,毒素カリクレインは0.13mg/mlから0.74mg/mlに増加した。組換蛋白質の比活性は1.3U/mgで,糖鎖を欠いた毒素カリクレイン(1.74U/mg)より僅かに低かった。本研究において,毒素カリクレインの収率は系の最適化により改善され,工業応用と将来研究のための良い基礎が構築された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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酵素一般 
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