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J-GLOBAL ID:201202281840437740   整理番号:12A0944486

溶融レオロジー内のパラメーター橋渡しを用いた高分子加工のマルチスケールシミュレーション

A Multiscale Simulation of Polymer Processing Using Parameter-Based Bridging in Melt Rheology
著者 (4件):
資料名:
巻: 125  号:ページ: 2740-2747  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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溶融レオロジー内のパラメーター橋渡しを用いた高分子加工のマルチスケールシミュレーションを行った。ポリマ溶液の巨視的流れ性状に及ぼす分子構造の影響を調べるために,流れシミュレレーションに微視的な情報を組み込むことを試みたが,高分子動力学の理論に基づく構成方程式は理論が未完成であることも関係して,巨視的シミュレーション内の計算グリッドに微視的シミュレーションをはめ込んだCONNFFESSIT法は方向的には正しいものであるが,計算コストが掛り過ぎることが分かった。このでは,巨視的な流れシミュレーション中の現象論的な構成方程式のパラメータが粗視化分子シミュレーションから得られるパラメーター橋渡しを用いる簡単な方法を提案し,例として,射出成形のシミュレーションを行い,成形品の反りに及ぼす分子量の影響を検証した。分子量から直鎖単分散ポリスチレンの線形粘弾性を算出する単純連鎖ネットワークシミュレーションを用い,得られた線形粘弾性は緩和スペクトル及び巨視的シミュレーションに用いられる流動曲線に転換できることが分かった。流動曲線から,非弾性の非ニュートン性構成方程式のパラメータが得られ,充填工程のシミュレーションに用いられることが分かった。緩和スペクトルは充填工程内の流れプロフィルから残留応力を算出するのに用いられ,残留応力及び熱収縮から,成形品の反りが得られた。薄板成形品に対して,反り方向の重要な変更が材料の分子量に関連していることを立証することができた。
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分類 (3件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  物理的性質一般  ,  高分子溶液・融液のレオロジー 
タイトルに関連する用語 (5件):
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