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J-GLOBAL ID：201202281918427720   整理番号：12A0372412

玉軸受単体の回転非同期振れに及ぼす傾斜誤差の影響

Influence of Inclination Error on Non Repetitive Run-Out of the Single Ball Bearing

著者 (4件)： 野口昭治 (東京理大 理工) ,  佐藤優太 (日本精工 産業軸受セ) ,  野木高 (宇宙航空研究開発機構) ,  金田徹 (関東学院大 工)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 785  ページ： 272-281 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 転がり軸受は軸の両端に取り付けられて使用されることが多く,軸受の種類や用途によって許容される取付誤差の目安が規定されている。高回転精度が要求されるスピンドルでは許容される取付誤差は非常に小さいが,取付誤差と回転精度の関係について厳密に測定した例は報告されていない。そこで本研究では,軸受の取付誤差と回転精度の関係を明らかにすることを最終的な目的として,玉軸受単体の回転精度測定装置を用いて,玉軸受単体における取付傾斜誤差と回転非同期振れの関係を究明した。本研究で得られた結論を以下に記す。(1)取付傾斜誤差の許容範囲内であっても,傾斜が大きくなると保持器回転周期の振れが大きくなる。(2)傾斜誤差が大きくなると保持器回転成分の2倍周期の振れが顕著に現れる。(3)転動体の数が多いほど傾斜誤差に対する保持器回転周期振れの増加は小さい。(著者抄録)

シソーラス用語： *玉軸受 ,  *振れ ,  非同期状態 ,  *転がり軸受 ,  *スピンドル ,  *精度 ,  保持器 ,  転動体 ,  誤差 ,  据付
準シソーラス用語： *回転精度

分類 (1件)： 軸受  (QB01020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 玉軸受 ,  単体 ,  非同期 ,  振れ ,  誤差