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J-GLOBAL ID：201202282086816752   整理番号：12A0688493

砂防とクリーンエネルギー 日本発地域分散型電源としての温泉バイナリー発電の展望

著者 (1件)： 村岡洋文 (弘前大 北日本新エネルギー研)
資料名： 砂防と治水
巻： 45  号： 1  ページ： 9-14  発行年： 2012年04月20日 
JST資料番号： S0229A  ISSN： 0288-2124  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地熱発電には,高熱蒸気によって直接的にタービンを回すフラッシュ発電方式と150°C未満の比較的低熱の熱水により低温で沸騰する媒体を熱交換し,これらが沸騰する蒸気でタービンを回して発電するバイナリーサイクル発電がある。バイナリーサイクル発電に利用可能な熱水の最低温度は従来100°C程度であったが,最近では80°C程度となり,温泉水を利用した温泉バイナリー発電が可能となってきた。バイナリー発電の概要,規制緩和,温泉発電ビジネスモデル,国産バイナリーサイクル製造の急展開,温泉バイナリーサイクルの発電の展望などについて述べた。

シソーラス用語： *地熱発電 ,  *温泉水 ,  熱媒体 ,  熱交換 ,  クリーンエネルギー
準シソーラス用語： *温泉バイナリー発電

分類 (1件)： 地熱発電  (NB03110F)

引用文献 (5件)：

• Bertani, R. (2012) Geothermal power generation in the world 2005-2010 update report. Geothermics, 41,1-29.
• 村岡洋文(2007)我が国の地熱エネルギー開発の凋落と将来復活の可能性.日本エネルギー学会誌86,153-160.
• 村岡洋文・阪口圭一・玉生志郎・佐々木宗建・茂野博・水垣桂子(2007)日本の熱水系アトラス.産総研地質調査総合センター,110p.
• 大里和己(2008)温泉発電新潟自治049-50,21-27,
• 大里和己・村岡洋文(2008)温泉バイナリー発電日本エネルギー学会誌87,812-818.

タイトルに関連する用語 (7件)： 砂防 ,  クリーンエネルギー ,  日本 ,  地域分散型電源 ,  温泉 ,  バイナリー発電 ,  展望