文献
J-GLOBAL ID:201202283267727952   整理番号:12A0137400

沖縄辺戸岬での長期連続観測による越境大気汚染物質の経年変動

Yearly variations in the transboundary air pollutants by the long-term continuous measurements at Cape Hedo, Okinawa
著者 (10件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 45-50  発行年: 2012年01月10日 
JST資料番号: S0850A  ISSN: 1341-4178  CODEN: TKGAFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では沖縄県辺戸岬にて総反応性窒素酸化物(NOy)等の観測データの経年変動について調査し,近年における越境汚染の影響の現状把握および評価を行った。観測は沖縄県辺戸岬の(独)国立環境研究所辺戸岬大気・エアロゾル観測ステーションにおいて行った。NOy,CO,PM2.5,NH4+,SO4(HSO4-+SO42-),Org(有機エアロゾル)の化学種について解析を行った。解析対象とした2006-9年では,辺戸岬におけるこれら化学種の濃度については年毎に増大する変動は見られなかった。その一方で2008年が他年と比較して平均的に高濃度であった。また,SO4,NH4+,Orgも2008年に高濃度であった。次に,後方流跡線解析から辺戸岬に到達する気塊の由来を分類し,これらの汚染物質について気塊別に同期間の経年変動を調査した。その結果,どの汚染物質も中国由来の影響が強いことが言えるが,北京より北東の中国北部方面からの大気汚染物質の排出寄与が年々大きくなっており,北京・上海など大都市の多い中国中部方面の排出寄与の大きさに徐々に肉薄してきていることがわかった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  対流圏・成層圏の地球化学 
引用文献 (17件):

前のページに戻る