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J-GLOBAL ID:201202283576390059   整理番号:12A1160783

ナイシン産生株のバイオルミネセンスに基づく同定-食品試料中のナイシン産生細菌の迅速で簡単なスクリーニング法

Bioluminescence-based identification of nisin producers - A rapid and simple screening method for nisinogenic bacteria in food samples
著者 (4件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 126-132  発行年: 2012年08月17日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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我々は,ナイシン産生株を選抜するための簡単で迅速な方法を提示する。同方法はLactococcus lactis NZ9800luxバイオセンサー系統(Immonen and Karp,Biosensors and Bioelectronics 22,1982-7(2007))におけるバイオルミネセンス誘導により直接ナイシン産生細菌を特定する方法である。バイオセンサー系統と推定上のナイシン産生コロニーの重層により,1時間以内に同定結果が得られる。本方法の機能性および特異性を144の生乳コロニーにおけるナイシン産生株の選抜と91のlactococcus株のパネルにより検証した。バイオルミネセンスを誘発しないがバイオセンサーの発達を阻害する株およびコロニーに関して行われた研究は,ナイシン産生菌だけが誘導を引き起こすことできることを示した。ナイシン以外のバクテリオシンを生産することが知られている細菌はバイオルミネセンスを誘発できず,試験の特異性をさらに検証した。我々は,改質ナイシンZ遺伝子を保持する非誘導性だが阻害性のラクトコッカス系統を発見し,阻害作用の源がナイシン非誘導性変異株でなく,より低分子量のバクテリオシンであることを証明した。生乳試料の中のナイシン産生株の濃度は,1.3×102CFU/mlであった。我々は生乳から7つのナイシンZ産生L.lactis亜種lactisコロニーを特定した。遺伝的指紋法により,それらは3つの異なるグループに属していた。91のlactococcusのパネルの内,4系統はナイシンA産生株であり,1系統は改質ナイシンZ遺伝子を保持していた。ここで提示した方法は,頑健で,費用効率が高く,実行容易であり,阻害物質を直接特定する伝統的なスクリーニング法の落し穴を避けることができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物検査法  ,  微生物の生化学 

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