文献

J-GLOBAL ID：201202283686164763   整理番号：12A0935481

地震発生後の孤立地域にみられる対応課題の検討-新潟県中越地震発生後の小千谷市東山地域を事例に-

Aspects of isolated area problems after big earthquake: A case study of Higashiyama district of Ojiya City after Niigata Chuetsu Earthquake

著者 (6件)： 照本清峰 (和歌山大 防災研究教セ) ,  澤田雅浩 (長岡造形大) ,  福留邦洋 (新潟大 災害復興科研) ,  渡辺千明 (秋田県大 木材高度加工研) ,  近藤伸也 (東大 生産技研) ,  河田惠昭 (人と防災未来セ)
資料名： 自然災害科学  (Journal of Japan Society for Natural Disaster Science)
巻： 31  号： 1  ページ： 59-76  発行年： 2012年05月31日 
JST資料番号： L0381A  ISSN： 0286-6021  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,中越地震発生後に小千谷市東山地域において生じた課題を整理し,それらをもとに孤立地域の対応課題を一般化した。孤立地域への行政機関の災害対応としては,情報が途絶する中で地域の状況が不明なまま対応を迫られる課題があった。孤立地域内では,各集落内にある人的・物的資源を活用して対応したが,それぞれの集落で違った様相がみられた。救急医療の課題だけでなく,孤立地域において応急的な生活を継続していく問題,それらに関連した通常医療や保健福祉サービスの継続の問題もみられた。避難時及び避難後において,地域に戻ることに制限がかかるために復旧・復興に向けて様々な課題があることが分かった

シソーラス用語： *大地震 ,  *集落 ,  *交通機関 ,  遮断現象 ,  *事例研究 ,  新潟県 ,  中山間地域 ,  *情報流通 ,  避難 ,  災害調査 ,  地方自治体 ,  軍隊 ,  ヘリコプタ ,  リスク評価 ,  生活 ,  連続性 ,  災害復旧 ,  患者 ,  運搬 ,  災害対策 ,  小千谷市 ,  自衛隊 ,  *2004年新潟県中越地震 ,  *限界集落
準シソーラス用語： 防災対策 ,  *新潟県中越地震 ,  *孤立集落 ,  東山地域 ,  負傷者

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地震発生 ,  地域 ,  新潟県中越地震 ,  小千谷 ,  東山