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J-GLOBAL ID:201202283966271395   整理番号:12A0591892

モモの新品種‘ひめこなつ’

New Peach Cultivar ‘Himekonatsu’
著者 (15件):
資料名:
号: 13  ページ: 7-15  発行年: 2012年03月23日 
JST資料番号: Z0033D  ISSN: 1347-3549  CODEN: KKKHCH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1.‘ひめこなつ’は農林水産省果樹試験場(現独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所)において,182-3の自然交雑種子を1989年に胚培養して得た実生から選抜された黄肉の極早生品種である。2001年よりモモ筑波118号の系統名を付してモモ(生食用)第8回系統適応性検定試験に供試し,全国17ケ所の試験研究機関において特性を検討した。2007年11月に‘ひめこなつ’と命名して種苗法による品種登録出願を行い,2009年3月6日に登録番号17,787号として品種登録された。また,農林水産省により2008年3月に優良農作物もも農林25号として認定された。2.樹姿はやや直立し,樹勢は中程度である。花芽の着生は多く,花粉を有し,自家結実性である。開花期は‘あかつき’,‘日川白鳳’と同時期で,育成地で4月上旬である。生理落果は少なく,結実性は良好である。3.‘ひめこなつ’は満開後63日で収穫される極早生品種であり,育成地における果実の成熟期は6月中旬であり,‘はつおとめ’とほぼ同時期に収穫される。果形は扁円形で,果実重は育成地で125gと小果である。果皮の地色は黄色で,着色は良好で裂果の発生は見られないため,無袋栽培が可能である。核は粘核で,核割れの発生が多い,育成地での果汁の糖度は11.7°Brix,酸度はpH4.64であり,果肉の粗密は中程度,果汁は多い。4.系統適応性検定試験において果実品質,栽培上の問題がなかったことから,既存のモモの栽培地域において栽培可能と考えられるが,熟期が非常に早いため早生モモの早期出荷産地に適している。(著者抄録)
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分類 (1件):
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