抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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情報を効率よく獲得するための能動センシングについて情報理論に基づいて検討した。本稿では,対象の状態に関する情報の獲得において不確かさと曖昧さを能動的に減少させるためのセンシング戦略を情報理論の立場から見直すことにより,一般化した能動センシングの方法論の構築を試みた。特に,センシングにおける情報の流れに着目し,センシングの良さを対象の状態に関する情報エントロピーの減少量(不確実さや曖昧さがどれだけ減少したか)で評価した。この基準をもとに,「効率よく情報を獲得する行為としての能動センシング」という統一的センシング理論の構築を目指した。これらの議論の具体的適用例として,画像データベース照合による物体認識についての実験を紹介した。